腰痛治療の種類

 

腰痛を治療するための様々な種類について

腰痛の原因が様々であるように、腰痛治療にも原因によって様々な種類の治療が存在します。
今回そのいくつかを取り上げてみたいと思います。

 

まず主な腰痛の原因として挙げられるのが「筋膜性腰痛症」です。
治療としては痛みを出している部分の炎症を抑える、または過緊張を起こしている筋肉を温めることが行われます。
具体的には、揉む、押す、湿布で冷やす、温める、電気をあてる、痛み止めの注射を打つ、ストレッチ、腰痛体操などです。

 

そして次に多いのが「急性腰痛症」。
いわゆるぎっくり腰ですね。

 

治療はまずは安静にすること。そして痛みのある患部を冷やすことです。
痛みに対して鎮痛剤を用いることもあります。

 

通常数日から2週間ほどで炎症は引き、痛みは治まっていきますが、
急性腰痛症を患う患者はもともとコリや体のゆがみがひどいことが原因といわれていますので、
専門医による治療を受けることが勧められています。

 

「腰椎間板ヘルニア」に対する治療法はどのようなものでしょうか。
大きく分けて保存的治療法と手術的治療法があります。

 

基本的に急性期(激痛時)には保存的治療が行われます。
まずは安静。そして痛みに対しては鎮痛剤、筋弛緩剤、ステロイド剤が用いられることがあります。

 

またブロック注射、ステロイド注射を使用したり、コルセット装着で椎間板にかかる圧力を下げることも行われます。
亜急性期、慢性期にはコルセット使用、ウォーキング、ストレッチ類の運動療法、内服薬や外用薬の使用、注射、リハビリテーションなどを行います。

 

このような保存的治療を3ヶ月間行っても改善が見られない場合、
また我慢できない強い痛みがある場合、
尿意を感じないまま失禁したり肛門がしびれて締まりがなくなった場合などには手術的治療が行われる場合があります。

 

「腰椎分離症・すべり症」の場合はどうでしょうか。
この場合も一番の治療は安静です。

 

そしてすべり症の患者はぎっくり腰とは違って長年の慢性痛であることが多いため、
患部を冷やすよりも温める方が効果的です。

 

症例によってはコルセット、鎮痛剤・筋弛緩剤投与、ストレッチや筋力強化訓練などを実施します。

 

次に「変形性脊椎症」です。
原因には老化が深く関わっています。

 

まずレントゲンによる検査を行い、神経根症の場合には主に頚椎牽引法が用いられます。

 

高齢者の症例が多いため、なるべく保存的治療法が行われます。
脊髄症の場合には頚椎カラーで改善が見られる場合があるということです。

 

最後に紹介するのは「腰部脊柱管狭窄症」。この場合は手術よりも保存的な療法が用いられます。
主に薬物療法、ビタミン剤投与、患部を温め血行促進、神経ブロックなどの治療が行われます。

 

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